アストライド〜プラージュ〜訳ありばかりのシェアハウス〜

今日は源ちゃんの主演したWOWOWのこのドラマのこと。

星野源が主演を務めたWOWOWドラマ「プラージュ～訳ありばかりのシェアハウス～」のBlu-rayおよびDVDが12月13日にリリースされる。

誉田哲也の小説を原作とした「プラージュ～訳ありばかりのシェアハウス～」は、タイトル通り訳ありの住人が集まるシェアハウス「プラージュ」で起こる騒動を描く群像ミステリー。星野が軽い気持ちで覚せい剤に手を出し逮捕されてしまう主人公の吉村貴生を演じたほか、ドラマ初出演のスガシカオが殺人罪で服役しながらも再審請求を行った男・加藤友樹を熱演した。パッケージ版にはドラマ本編のほか、予告編映像、舞台裏の様子やインタビューを収録したメイキング映像、星野、石田ゆり子、吉田康弘監督が参加した撮り下ろし座談会、完成披露試写会の模様を収録。さらに特製ブックレットも付いたボックス仕様となる。

natalie.mu

ではその『プラージュ〜訳ありばかりのシェアハウス〜』について

連続ドラマＷ　プラージュ　～訳ありばかりのシェアハウス～／星野源、石田ゆり子インタビュー入り編（180秒）【WOWOW】

『プラージュ』は、誉田哲也による小説。2017年8月12日よりWOWOWで放送。全5話。主演は星野源。

今夏にWOWOWで放送される『連続ドラマW プラージュ』の追加キャストが発表された。誉田哲也の小説をもとにした同作は、軽い気持ちで覚せい剤を使用して逮捕され、前科者になってしまった吉村貴生が主人公。火事で住む部屋を失った貴生が、シェアハウス「プラージュ」で暮らし始め、「訳あり」な住人たちが起こす様々な騒動に巻き込まれる、というあらすじだ。これまでに、主人公の貴生役を星野源が演じることが明らかになっていた。今回発表されたのは、貴生と共にプラージュで生活する住人たちのキャスト。プラージュのオーナー・潤子役を『逃げるは恥だが役に立つ』で星野と共演した石田ゆり子が演じるほか、壮絶な過去を持つ美羽役に仲里依紗、素性不明の彰役に眞島秀和、過去の恋人との因縁から逃れられない紫織役に中村ゆり、ある事件をきっかけに夢を諦めた通彦役に渋川清彦がキャスティングされている。

（CINRA.NETより）

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キャスト

吉村貴生：星野源

小池美羽：仲里依紗

野口彰：眞島秀和

矢部紫織：中村ゆり

中原通彦：渋川清彦

加藤友樹：スガシカオ

朝田潤子：石田ゆり子

みなさんは源ちゃん主演のこのドラマご覧になりましたか？WOWOWでしかみれなかったので、わざわざ加入してまで観たという人は、相当な源ちゃんファンですね（笑）僕の場合は時々ヤル、お気に入りアーティストのライブみたさにずっと前に加入して放置しています（笑）ので、今回もリアルタイムに観ることができました。

源ちゃんのファンでもありますが、スガシカオの大ファンでもあるので、このドラマへの期待値って言うのは相当なモノがありましたね。スガシカオのドラマのオフショットなんか媒体にチョイチョイ露出してましたけど、ヤバかったですよね（笑）ある意味。もうね..普通にオッサンでした（笑）役作りなのかは分かりませんけど、ミュージシャンの香りは全くしませんでしたね。代わりに悲哀に満ちた加齢臭がしてました（笑）ある意味、役者として正解です。そういった陰のアル、『前科』（スガの役は殺人犯？という設定。ネタバレのためこの先は伏せます。）のある役だったわけで、いい味出してたと思いますよ（笑）成功！成功！

natalie.mu

前科（ぜんか）とは、過去に懲役・禁錮・罰金の刑罰（または執行猶予）を受けたことがある経歴をいうが、法律上の定義はないため、以下のようにいくつかの異なる意味で用いられる。広義には、有罪判決で刑の言渡しを受けた事実そのものを指す。この意味では、実刑および執行猶予付き判決はもちろん、罰金や科料も前科に含まれ、後記のとおり時間の経過により刑の言渡しの効力が失われた場合でも、「事実」としての前科が残ることになる。検察庁の作成・管理している前科調書には、拘留、科料のような軽微な刑もすべて記録され、刑の言渡しの効力が失われても一生抹消されないため、（後記#検察庁による犯歴管理参照）、前科調書の記載は、この広義の前科にほぼ対応するといえる。狭義には、広義の前科のうち、時間の経過により刑の言渡しの効力が法律上消滅したものは前科でなくなると考える。また、狭義の前科とほぼ重なるが、各市町村（東京都特別区は区）ごとに管理される犯罪人名簿に記載されていることを指すこともある。これらと異なり、一般社会における用法としては、主に懲役刑・禁錮刑の言渡しを受けたか、実際にその執行を受けて出所した者を「前科者」、すなわち過去に犯罪を犯した者と見ることがある。科料未満の軽微な行政上の秩序罰（過料、反則金など）についてはいわゆる「前科」と見ないこともある。逆に、時間の経過によって刑の言渡しの効力が法律上消滅した後であっても、「刑の言渡があつたという事実は、すでに存在する客観的な過去の社会的出来事であるから、後になつてこれを消滅させることは不可能である」としている。なお、前科は、戸籍や住民票、住民基本台帳などに記載されることはない。

（Wikipediaより）

このドラマではどんなに不可抗力であったとしても、『前科』者と呼ばれる人達の社会復帰が困難であることについて観るモノに訴えている。確かに、世の中というのは犯罪者のみならず、道を外したものに対して“正義”の大なたをふりかざす。それがその個人を消滅させるとしても、最後の息の根を止めんとするように、社会的制裁を加えても構わないという風潮がアル。昨今の“ゲス不倫”をネタに何人の芸能人が葬られたか。つい最近では、斉藤由貴でしょうか（笑）芸能人から国会議員まで、対象が輝いているときほど、世間はその数倍もの力で潰しにかかるのですからね。

それからこの世の中には“犯罪者名簿”なるものがあるそうです。それは、市区町村は選挙人名簿を調製するために、犯罪人名簿を管理している為。これは公職選挙法（以下「法」）が「過去に犯罪を犯した一定の者について、選挙権及び被選挙権を有しない」と定めていることによるらしい。他にも、各種の行政法規において、特定の資格・職業（公務員・弁護士・医師を始めとする国家資格・業務独占資格など）について、禁錮以上の刑に処せられた者を欠格事由を定めているものや、裁量によって免許を与えないとしているものが多い。こうやって、犯罪歴のあるものについては、社会自体が存在を抹消しようという力がはたらいているのです。厳しいですね...今まで考えたことも無かった事なんですけど。

このドラマを観て、やはりいろんな事を考えさせられます。

自分の家族が殺されたとしたら、僕はその犯人を許せるだろうか？例え自首したとして、刑に服して出所して、自分の元に謝罪にあらわれたとしたら...果たして「許す」といえるだろうか？あなたならどうですか？遺族の感情としては絶対に、そんな気持ちになれないと思うのです。

このご時世、人を殺したとしても、過失致死ならせいぜい5年くらいで出所してきます。そんな短い時間で、失った大切な人の隙間を埋めきれるものではないでしょう。人は忘れて生きていくモノだと、以前のブログで書きましたが、忘れるにしても10年や20年で遺族がイヤされるわけないのです。

ただ、一方で心から罪を悔いて“生き直したい”と願う、加害者がいて、その家族もいるわけです。遺族としては複雑ですけど、あなた自身、ある日を境にそのどちら側になるかわからないのですから。もしかしたら、加害者自身にもなり得るのです。やはり人生って死ぬことよりも、生きる事の方が辛いような気がします。それでも、微かな“希望”は誰にでも等しくあっていいのではないかと...こんな事を言うと遺族感情を逆なでするようですけど、このドラマを観て少し考えられるようになった気がします。そこに心からの、気が狂わんばかりの“懺悔”があったとしたら...の話ですけど。

そんなわけで、今日の一曲はスガシカオの「アストライド」にしてみました。

我ながら今日の選曲でこんなにドラマにピッタリの曲無いんじゃ無いの？と自画自賛しています（笑）なんで使わなかったんでしょうね？源ちゃんが主役だから？ん〜...

「アストライド/LIFE」は、スガシカオの34枚目のシングル。2014年5月21日発売。前作「アイタイ」から約1年1ヶ月ぶりのリリース。このシングルで、2度目のメジャーデビューとなった。初回限定盤は、Wジャケットブックケース仕様。ソニー損保CMソングこのCMには、スガ本人も出演している。森俊之によるプロデュース。

（Wikipediaより）

そうそう、スガシカオも源ちゃんも関係ないけど、このドラマのサントラ、なかなか良かったと思います。メリハリがあって、どっか影がアル...お奨めです。

ねぇどんなやつだって

いい人に見られたいって思っているんでしょう?

そんな風に誰かの目を気にしてる

うす汚い自分は

カバンにつけられて揺れてる

あのマスコットみたいです

汚れたまんまでぶら下がって

いつかどこかになくなってしまう

『ねぇそれ、この前

渋谷のゲームセンターで取ったやつでしょう?』