はじまりの唄〜天命を知ることはできるのか
久しぶりすぎてブログを書く作法すら忘れています（笑）
紙面（画面）の構成も、リンクの貼り方も思い出せない...
そうはいっても時々このブログに迷い込まれる方もいらして、何気に毎月コンスタントに読まれていることに、嬉しいやら申し訳ないやらで。
今日はつい先日、天命を知るはずの歳を迎えましたので、決意表明の代わりにブログを認めることにしました。何年か前には“50になったら日本酒を始める！”などと思っていたのですが、結局お酒は、飲む雰囲気も、飲む人（のふるまいとか息とかくさい）など諸般の事情で始められそうにありません（笑）
先日NHKの番組『SWITCHインタビュー達人達 矢部太郎（カラテカ）×峯田和伸（銀杏BOYZ）』で、二人も言ってましたけど、“お酒は恐いよ”って（笑）僕もそう思います。それにここまで飲まなくても生きてこれたんで、これからも必要ないかなぁ。
『峯田和伸』好きです（笑）
突然の告白ですが、ほんとにいい役者だと思います。
峯田 和伸（みねた かずのぶ、1977年12月10日 - ）は、日本のシンガーソングライター、俳優。別名、ミネタ カズノブ。 山形県東村山郡山辺町出身。東京情報大学経営情報学部卒業。1996年に青春パンクバンド、GOING STEADYを結成し音楽活動を開始。現在は銀杏BOYZのメンバーとして活動を継続している。血液型はA型。
俳優活動
2003年、ソロ活動中には、映画『アイデン&ティティ』に主人公の中島役で主演を務める。 2007年、大槻ケンヂ原作の映画版『グミ・チョコレート・パイン』にAV男優役で出演。 2009年4月20日、映画『色即ぜねれいしょん』（田口トモロヲ監督）の完成披露試写会にて、報道陣向けに行われた取材で、ある芸能リポーターが出演者の臼田あさ美に対して「フリーセックス派?」などセクハラ質問を連発。これに表情を曇らせた峯田が、インタビュー後リポーターに「どういう意味で聞いたの?」と20分程度問い詰める一幕があった。 2016年、NHK BSプレミアムのプレミアムドラマ『奇跡の人』で連続ドラマ初主演。2017年4月〜NHK連続テレビ小説『ひよっこ』に出演。 2018年7月〜日本テレビ系水曜ドラマ『高嶺の花』で民放連続ドラマに初レギュラー出演。 2019年1月～NHK大河ドラマ、いだてん～東京オリムピック噺～にて人力車の清さんを演じる。 震災時の主人公に励ましの言葉をかけ、主人公の原動力となる。
（Wikipediaより）
もともとは“植物男子ベランダー”に出てたところで役者として彼を見つけたのですが、なかなか愛嬌のあるキャラなのに、時折見せる哀愁に心奪われて（笑）しまったのでした。その後はNHK BSプレミアムのプレミアムドラマ『奇跡の人』でも主役を演じ、その彼の個性をいかんなく発揮してくれて忘れたくない名ドラマだった思います。今は『いだてん』で清さんを演じていますが、視聴率が悪かろうが、僕にとっては毎週欠かさず壁一面にプロジェクターで映して見る欠かせないドラマなのです。どうしてもちょい役ではありますが、肝心なところで彼の演技が華をそえていると確信します（笑）
で、実はミュージシャンでもある彼ですが、正直過去のGOING STEADY時代はしりませんでしたね。今聴いたらどうなん？って（笑）この系統はサンボマスターレベルで聴きたいです（笑）すいません、音楽性の違いは埋まりませんでした。
あ〜そろそろ本題にもどりましょうか（笑）“五十にして天命を知る”というのは孔子が晩年に振り返って言ったことばとされています。
『論語・為政』に「子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず（私は十五才で学問を志し、三十才で学問の基礎ができて自立でき、四十才になり迷うことがなくなった。五十才には天から与えられた使命を知り、六十才で人のことばに素直に耳を傾けることができるようになり、七十才で思うままに生きても人の道から外れるようなことはなくなった）」と。で...五十にして天命を知るとは、五十歳になって、天から与えられた自分の使命を悟るようになるということ。
なんですって。
なんか他人事みたいですが、正直自分の使命と言われても日々目の前の事象に対応するだけで精一杯かもなぁ。あえて何をするかなんて口が裂けても公言できないけれど、こうなりたいって理想の姿はありますね。
一言で言えば“いろんなことが想像出来る人”ですかね。人の痛みとか、悲しみとか、怒りでも、憎しみでも、妬みでも...その人がなぜそう感じるのかを想像できるだけの“器”を持っていたいですね。人と人は感情をぶつけ合うのではなく、お互いのことを想像できれば、もっと思いやれる社会になるのではないかなぁと。
そういう自分もまだまだそのレベルには届いてなくって（笑）日々後悔なのですが、いい映画、いいドラマ、いい絵画、いい音楽、それこそ森羅万象にいたる全ての奇跡を、奇跡として自分が認めることでソコに向かっていけるような気がします。
そんなこんなでまだまだ天命を知るのは先になりそうですが、こんな僕でも今、幸せだと言えるのは、これまで出会った全ての人が本当に助けてくれたおかげだと思っています。僕は他人より運がいいと言えるのは、そういった人との巡り会いには運が良かったと思っています。“一期一会”という言葉、いつしか大好きになりました。これからもたとえ一瞬でも出会えて、話せるならその人たちの力を借りて生きていきます。
そんなわけで、今日の一曲は大好きな大橋トリオの「はじまりの唄」です。久しぶりなんでアレもやっときますか（笑）
大橋トリオ（おおはしトリオ、1978年7月12日 - ）は、日本のシンガーソングライター・作曲家・編曲家。本名は大橋 好規（おおはし よしのり）。兵庫県西宮市生まれ。千葉県出身。所属レーベルはrhythm zone、所属事務所はディケイド。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズコースピアノ科卒。2003年、本名の大橋好規名義で音楽家として活動を開始。作曲家や音楽プロデューサー、ナレーター等活動の幅を広げる。2007年より大橋トリオ名義で歌手としても活動を開始し、2009年にrhythm zoneよりメジャーデビュー。 大橋トリオとは、名前通りトリオ編成という訳ではなく、大橋自身のソロユニット名であり、歌手としてアーティスト活動を行う際に用いる。名前については、ジャズのグループ名によく見られる「○○トリオ」という感覚が気に入ったことと、1人なのにトリオというキャッチーさを狙ったことに由来する。また「何となく面白そうだから」とも語っている。作曲や編曲の他、ほぼ全ての演奏は大橋自身が行うが、作詞だけは作詞家に依頼している。作詞は、日本語詞はmicca、英語詞はJoshua Katrisという人物が、それぞれ担当している。イメージが固まっている場合は作詞家にその旨を伝えるが、よほどのことがない限りは完全に分担作業の制作工程を取っている。歌唱に関してはマイケル・フランクスに似ていると評価されることもある。 音楽性は幅広く、ジャズ、ポップス、ソウル、フォーク、ロック、AOR等、様々なジャンルの音楽を採り入れ、融合を図っている。アルバム『THIS IS MUSIC』では、エレクトロニカやヒップホップの要素も採り入れている。
（Wikipediaより）
この曲は、2016年2月3日に発売の8thアルバム「 10(TEN)」の一曲です。個人的にはこのアルバムのなかで一番好きな曲ですし、トリオ全曲のなかでもトップ５に入ります。なんといっても歌詞が当時の自分とシンクロしちゃいましたね（笑）そういう曲ってずっと忘れられないですよね。もう何100回も聴きましたし、半分くらいは自分で歌っています（笑）今日の動画は、熊本地震の後でトリオが応援歌としてアップした、ピアノ弾語りヴァージョンです。アルバムのオリジナル曲はもっとテンポがあるのですが、弾語りは情感たっぷりにタメを効かせて歌い上げています。オリジナルのほうもベースラインがとても心地よくてオススメですよ！
僕にとっては何かを決意した時に聴く大切な曲になっていますので、今日ここで聴くののに一番自然な曲なんです。皆さんもどうか“笑って”、心穏やかに健やかにお過ごし下さい。今日も最後までおつきあいくださってありがとうございます。
金の雲が空に伸びてく
誰も気付かない高い空
僕の丈もほら追い越して
笑いながら誇らしげに
つまらないことで怒ってみたり
誰かをすぐに嫌ってみたり
そんな自分勝手な僕が
本当は一番嫌いなんです
だけど僕等一人じゃ生きれずに
愛探し彷徨う旅人で
巡り会い別れを繰り返し
何処へ向ってゆく
涙涙押し寄せないで
もう笑って生きていたいから
君の気持ちにも気付かずに
世界は今日も廻ってゆくんだね
でもね僕だって膝抱えて
同じ様に今生きてるから
果てしなく流れる悲しみは
また今日も心揺らすけど
でも君とこうして風に吹かれ
優しい気持ちになる
ララバイ今日も歌っていくよ
もう笑って生きていたいから
涙涙押し寄せないで
もう笑って生きていたいから
あ〜そうだ！もしもトリオ関係者の方、読んでらしたら是非最後の弾語りでこの曲をやってくれるよう説得してください。今井美樹にあげた曲は要りませんから（笑）あれでシメは無いっしょ（笑）泣かせてください、検討お願いします。
今日の一曲
はじまりの唄 / 大橋トリオ
- provided courtesy of iTunes
No.22 次はいつだ...
