Popeater♪( ´θ`)ノBLOG

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himawari〜かんじんなことは、目に見えないんだよ

本当にお久しぶりです(笑)

いろいろと考えることはあったのですがなんとなく書きそびれてしまって。

今日は久しぶりに心が震えたのでチョットだけ書かせて貰います。

 

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」そんな言葉でこの映画は始まります。

 


「君の膵臓をたべたい」予告

 

ミスチルが主題歌を歌ったこの映画...ずっと気にはなっていたけどなかなかチャンスが無くて今日になってしまってました。感想はというと一言で言えば、「人生に疲れた中年が妄想する青春のありたい姿」かなぁ(笑)そう言いながらもメチャクチャ泣きましたけどね。

 

いくつもの感動シーンが満載なんだけど、僕にとってこの映画と繋がったのは冒頭のこの言葉でした。

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」

 

僕の人生の哲学は「大切なものは目に見えない」なんですけど(笑)ずっと昔からこのブログでは書いてきてることです(知る人ぞ知るですけど)。とても共感できる言葉が実は『星の王子さま』の一節だったなんて...そこが今日一番の驚きで収穫です(笑)

 

星の王子さま』(ほしのおうじさま、フランス語原題:Le Petit Prince、英語: The Little Prince)は、フランス人の飛行士・小説家であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説である。彼の代表作であり、1943年にアメリカで出版された。 2015年現在、初版以来、200以上の国と地域の言葉に翻訳され、世界中で総販売部数1億5千万冊を超えたロングベストセラーである。

体裁は児童文学ながら、子供の心を失ってしまった大人に向けての示唆に富んでいる。« Le plus important est invisible » 「大切なものは、目に見えない」を始めとした本作の言葉は、生命とは、愛とはといった人生の重要な問題に答える指針として広く知られている。この作品の元になったと思われる、1935年のリビア砂漠での飛行機墜落事故の体験は、サン=テグジュペリによる随筆集『人間の土地』で語られている。 レイナル・ヒッチコック社(en:Reynal & Hitchcock 現存しない)による1943年の初版以来、作者自身による挿絵が使われ、素朴な主人公や脇役の姿は作品とともに愛されている。 物語の前置きでは、この本を、フランスに住んでいて困難に陥っているあるおとなの人に捧げると述べられている。この献辞にある「おとなの人」「子どもだったころのレオン・ヴェルト」とは、作者の友人のジャーナリスト、レオン・ヴェルトを指している。当時は第二次世界大戦中で、ヴェルトはヨーロッパにおいてナチス・ドイツの弾圧対象となっていたユダヤ人であった。 映画監督のオーソン・ウェルズも実写とアニメーションの融合による映画化を考えていたことがあり、アニメーション部分はディズニー・プロに依頼していたようであるが、実現はしなかった。

Wikipediaより)

 

この本を真面目に読んだことが無かったが、今無性に読みたくなっています(笑)哀れな大人に向けられたアイロニーという説もあり、実はファンタジーなんかじゃないという説が最近はあるようで(笑)そういうのを聴くと余計に読みたくなりますね。

 

そういった意味では、この映画を観て涙する自分自身も、哀れな大人に成り下がってしまっているのでしょうね。主人公の代理人のごとく図々しく涙する自分、どこかに置いてきてしまった清々しい世界観、人と繋がることを拒絶し、世界と隔絶して生きていける気になっていた青年と自分を重ねて、また涙する(笑)

 

主人公の青年とこの僕が根本的に違うのは、このヒロインに対して“死んでくれ”と願うところだろう。死んでこそこのラブストーリーが昇華される。そう信じて疑わない。必ずラストで潔く死んでくれることをどこかで期待している。死なないでくれなんて、間違って病気が治ったなら金返せってところだ。

 

いつしか、そういうハッピーエンディングは期待しない大人になってしまったのだろう。この原作を書いた住野 よる(すみの よる)は、大阪府在住の男性で生年月日は不明らしい(笑)まぁ男の理想のクラスメイトみたいなヒロイン像には正直どん引きだが、実際僕の高校時代の彼女はまさに映画の山内桜良、そんなカンジだったわけで(笑)僕は図書委員ではなかったが、バンドばかりで他人と共存する気が無かった点では同じだった...かもしれない。

 

僕はそんな彼女に愛されていたのに、傷つけてしまった。もう取り戻すとかムリだし無用(笑)なんだけど、実際彼女は今も元気に生きてて、こんな記憶はもうこれっぽっちも残っていないほど、懸命に現実を生きて居るだろう。

 

あれから何十年も経つが僕は今も、この言葉を実行したいともがいている。彼女のことも、自分の周りの全ての物事を自分本位に捉えることしかできなかった、ちっぽけな王子様は、その後見事に打ちのめされるのだ(笑)人生に打ちのめされ迷い、絶望し、それでも世界は美しいと信じたいと願う。そのくせ人を欺くことに長け、偽善を演じ、葛藤し、また自己嫌悪で眠れない夜を繰り返す。何かにとらわれているからこそ苦しいのに...

 

「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」

 

そうありたいと願う日々だが、本当の意味でこの言葉を僕は理解出来ているのだろうか?今日のブログは個人的な懺悔でアル。全く汚れの無いもの(映画)を観てしまうと、自分自身とのギャップに、生きて居ることに罪悪感を感じてしまう(笑)

 

昨日は、黙祷を捧げ、犠牲者と残された家族のために祈った...そんな事すら薄っぺらく感じてしまう。心から美しくありたいと思うことは、ファンタジーでしかないのだろうか。やはり人間は“死”を身近に感じないと、本当の意味で悟ることは出来ないのだろうか...そんな事すら脳裏によぎる(笑)ソレを知るために死にはしないけど、どこかで美しく死にたいとも願うちっぽけな王子様がココに居た。

 

最後に、この言葉からこんな記事へたどりついたので、深く知りたい考えたい人はどうぞ(笑)それでも救われないけれど。

 

 

今日の一曲はもちろん主題歌であるミスチルの「himawari」です。

 

「himawari」(ヒマワリ)は、Mr.Childrenの37枚目のシングル。2017年7月26日にトイズファクトリーより発売された。同年8月4日に音楽配信も開始され、9月9日よりミュージック・ビデオがYouTubeの公式チャンネルで公開された。

前作「ヒカリノアトリエ」から約半年ぶりとなるシングル。前作同様、表題曲のほかにカップリングとしてライブ音源が収録。同年に開催した『Mr.Children Hall Tour 2017 ヒカリノアトリエ』からの3曲と、4月27日に開催されたONE OK ROCKの全国ツアー『ONE OK ROCK 2017 "Ambitions" JAPAN TOUR』より神奈川・横浜アリーナ公演にゲスト出演した際の「終わりなき旅」の音源が収録されている。また、2015年秋に開催したZeppツーマンライブツアーで初披露されたものの、未発表曲となっていた「忙しい僕ら」が今回初めて音源化。 初回限定盤には本作のレコーディング風景を収めたドキュメントや、同年5月10日に開催された上記ツアーから1stシングル「君がいた夏」のライブ映像を収録したDVDが付属された[注釈 2]。また、DVDの盤面にはひまわりと桜井和寿がプリントされている。 リリースに先立ち、同年6月よりデビュー25周年を記念したドーム&スタジアムツアー『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25』が開催された。

Wikipediaより)

 

ある意味この歌詞を、今日僕は共感できたんじゃ無いかと思う。

この曲にはどこか親近感が湧かなかったけれど、“邪にただ生きている”自分自身の事に気付かされた事に感謝(笑)もう僕の唄です(笑)さすが桜井さん!

 

眩し過ぎる理想と現実の狭間で明日からももがき続けよう...いつかこんな想いにも執着しないで穏やかな気持ちの中で生きたい...あれ...胃が痛い。

 

やさしさの死に化粧で

笑っているように見せてる

君の覚悟がわかりすぎるから

僕はそっと手を振るだけ

「ありがとう」も「さよなら」も

僕らにはもういらない

「全部嘘だよ」そう言って笑う

君をまだ期待しているから

いつも透き通るほど真っすぐに

明日へ漕ぎ出す君がいる

眩しくてきれいで苦しくなる

暗がりで咲いているひまわり

嵐が去った後の陽だまり

そんな君に僕は恋してた

 

思い出の角砂糖を

涙が溶かしあわぬように

僕の命と共に尽きるように

ちょっとずつ舐めていくから

だけど何故だろう

怖いもの見たさで

愛に彷徨うぼくもいる

君のいない世界って

どんな色をしてたろう

違う誰かの肌触り

格好つけたり はにかんだり

そんなぼくが果たしているんだろうか

諦めること 妥協すること

誰かに合わせて生きること

考えてる風でいて実はそんなに

深く考えていやしないこと

思いを飲み込む美学と自分をいい包めて

実際は面倒くさいことから逃げるようにして

邪にただ生きている

 

だから

透き通るほど真っすぐに

明日へ漕ぎ出す君をみて

眩しくてきれいで苦しくなる

暗がりで咲いているひまわり

嵐が去った後の陽だまり

そんな君に僕は恋してた

そんな君を僕はずっと・・・

 

 

今日の一曲

himawari / Mr.Children

himawari (初回生産限定盤)(CD+DVD)

 


Mr.Children「himawari」Music Video

 

君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい

 
君の膵臓をたべたい Blu-ray 通常版

君の膵臓をたべたい Blu-ray 通常版

 
君の膵臓をたべたい DVD通常版

君の膵臓をたべたい DVD通常版

 
君の膵臓をたべたい DVD 豪華版

君の膵臓をたべたい DVD 豪華版

 

 

himawari (初回生産限定盤)(CD+DVD)

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himawari (通常盤)

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 No.15