Popeater♪( ´θ`)ノBLOG

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Air on the G String (Suite No. 3, BWV 1068)〜ミュージアム

台風18号高知県に上陸、ジワジワと北上していますね。

おかげで昨日からの雨...せっかくの3連休も家で大人しく過ごすことに。

そんなわけで、今日は久しぶりに映画浸けです。

で、コレ観たんで感想なんかを(笑)

 


映画『ミュージアム』本予告【HD】

 

『ミュージアム』は、巴亮介による日本の漫画作品。講談社の『週刊ヤングマガジン』にて、2013年35号から2014年10号まで連載された。また、2016年43号・44号に新作エピソードが掲載された。雨の日にだけ現れ、残虐な猟奇殺人を続ける「カエル男」と、それを追う警視庁捜査一課の刑事・沢村久志を中心としたサスペンスホラー。2016年には本作を原作とした実写映画が公開。

2016年11月12日公開。主演は小栗旬、監督は大友啓史。カエル男が活躍するということからFROGMANとのコラボも行われた。興行通信社調べ「全国映画動員ランキング」で初日動員18万217人、興行収入2億4,449万6,500円を記録、初登場第2位にランクインした。

Wikipediaより)

 

主なキャストはというと...ほぼこの2人だけでいいんじゃないdしょうか(笑)

沢村久志 - 小栗旬

沢村遥 - 尾野真千子

あと気になるのは、犯人の“カエル男”なんですけど、実は自分は興味のアル映画は

なるべく情報を入れないで見たい派(笑)なんで、実際映像観ても誰だったのかわかりませんでした。で、ネットで調べたら、あれ、妻夫木聡なんですね。特殊メイクのお陰もあってか、全然わかんなかったです。妻夫木は犯人役というか悪役を演じるのは好きみたいですね。今作も原作もみてたそうで、オファーは快諾だったようです。

 

で、こっからはチョット“ネタバレ”なんで、まだ観てないぞ!って人は後半の音楽パートまで飛ばしちゃってクダサイ(笑)

 

今作の犯人はカエルのマスクを被り、レインコートを着て雨の日に殺人を行い、雨雲を追って去る殺人鬼「カエル男」なんですが、刑事の沢村は「カエル男」は雨の日でなければ行動できない理由があるのではないかと考え、『光線過敏症』かもしれないと仮説を立てます。実際にラストシーンでは、屈強な身体を持つものの、太陽光を浴び動けなくなってしまうのですが、実際にこんな病気があるのでしょうか?

 

光線過敏(こうせんかびん)とは、光線の照射によって被照射部に丘疹、紅斑、水疱、膨疹などの皮膚症状を呈したり、光線が関節炎、気管支炎の原因となる疾患。光線過敏症とも呼ばれる。外出時などには、日傘などで紫外線を物理的に防ぐことと、サンスクリーン剤(日焼け止め)をこまめに外用(塗布)する必要がある。

Wikipediaより)

 

どうやら一般的な“日焼け”にたいして極度に過敏な体質のようです。結局は映画内では心因性(ストレスやトラウマ)とかで、身内に引導を渡されていました。ただ、確実に死んでいるのか微妙な描写だったので、続編があるのかも(笑)日本映画史には珍しく、キャラクターとしては非常に完成度が高く際立っていましたね。まぁ、映画全般を通じて「セブン(SE7EN:猟奇殺人を描いた1995年のアメリカ映画。監督はデヴィッド・フィンチャー。)」に感触が似てましたね。犯行も酷似していますが、一番は犯行が雨だったり夜だったりと、湿った感触が気持ち悪さを助長していたように思います。実は、そんな「ミュージアム」ですが、WOWOWでは犯行の前日譚を描いた作品がありまして、こちらもついでに観ちゃいました(笑)

 


映画「ミュージアム」アナザーストーリーをWOWOWで配信 予告編が公開

 

こちらは妻夫木(素顔としての)も、小栗旬も出てきませんが、作品通じてとても不快でしたね。まさにこちらは映画「ソウ(SAW:2004年に公開されたアメリカ合衆国のサイコスリラー映画。)」にそっくりでしたかね。しかも映画とは違って、最後まで救われないと言うね...。勧善懲悪をすりこまれた世代としてはこういう作品は不快で仕方ないですね。ある意味“カエル男”が主役なんでしょうが、罪も無い一般人が殺し合うっていうのは...なんだかね。

 

映画の中も雨、実際に外をみても雨ってことで、この映画を観るには最高のロケーションだったかもね。冒頭の“ニート”なんかが殺されるシーンなんかは、まだ殺される事に“仕方ないよなぁ”と思えるのですが、そう悪の要素がない人だと理不尽さを感じます。そういう意味では、僕の中にも“カエル男”と同じ要素があるっていうことでしょうね。社会のクズは死んでもいい、いや、むしろ死ねと思うっていうことでしょう。そうでなければ、この映画を最後まで見切ることは出来ないのでは?自分の事は棚に上げながらもね...僕なんかは受けるとしたら...何の刑だろうな...

 

そんなわけで、今日の一曲は『ミュージアム』とは関係ないんですけど、ブログで紹介した映画「セブン」のなかで効果的に使われていたバッハの「Air on the G String (Suite No. 3, BWV 1068)」の紹介です。

 

G線上のアリア」(ゲーせんじょうのアリア、ジーせんじょうのアリア。独: Air auf der G-Saite,英: Air on the G String)は、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した『管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068』の第2曲「アリア(エール)」をヴァイオリニストのアウグスト・ウィルヘルミがピアノ伴奏付きのヴァイオリン独奏のために編曲したものの通称。通称は、ニ長調からハ長調に移調されているため、ヴァイオリンの4本ある弦のうち最低音の弦、G線のみで演奏できることに由来する。

オリジナルの管弦楽組曲は、バッハにより彼のパトロンであるアンハルト=ケーテン侯レオポルトのために1717年から1723年の間に作曲されたと一般に信じられてきた。しかし、現存最古の楽譜は後年のバッハのライプツィヒ時代のものであり、現在は、ライプツィヒにおけるコレギウム・ムジクムの公演のために書かれたものであろうと考えられている。曲名は、19世紀のヴァイオリニスト、アウグスト・ウィルヘルミによる編曲からきている。ウィルヘルミは編曲後の曲をG線のみで演奏することができた。後年、この曲はG線のみで演奏することを目的につくられたという誤った説が広まった。

Wikipediaより)

 

映画「セブン」は1995年の作品でもう22年も前のものですが、いまでもあの理不尽なラストの衝撃を忘れることはできません。アレ以降じゃ無いですかね、こういったオチが成立するようになったのは。そういえば、小栗旬演じる刑事のキャラクターも、ブラッド・ピッドが演じた刑事に酷似している気がします(笑)もしかすると外見もそうかもね。

 


セブン 予告 「G線上のアリア」ダイジェスト Seven Trailer

 

今日の一曲

Air on the G String (Suite No. 3, BWV 1068) / J. S. Bach

Se7en: Original Motion Picture Soundtrack


Air on the G String (Suite No. 3, BWV 1068) J. S. Bach, original instruments

 

 

J.S.バッハ:管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068 〜アリア[G線上のアリア]

J.S.バッハ:管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068 〜アリア[G線上のアリア]

  • イギリス室内管弦楽団 & フィリップ・レッジャー
  • クラシック
管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068 ~アリア[G線上のアリア]

管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068 ~アリア[G線上のアリア]

  • イギリス室内管弦楽団 & フィリップ・レッジャー
  • クラシック
  • ¥250
G線上のアリア

G線上のアリア

J.S.バッハ: 管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV.1068 - II. エア 「G線上のアリア」

J.S.バッハ: 管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV.1068 - II. エア 「G線上のアリア」

  • Cologne Chamber Orchestra & Helmut Müller-Brühl
  • クラシック
  • ¥150
ミュージアム

ミュージアム

 
ミュージアム -序章-
 
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No.006