Popeater♪( ´θ`)ノBLOG

Pop Music それは 僕にとって 一瞬にして 幸せな気持ちに変えてくれる 魔法のようなもの だから僕はPopを食べて 生きてるんだ この世界には まだまだ知らない たくさんの美しい メロディーがある もしも初めてなら この出会いを愉しんで!

アネモネが鳴いた〜ありがとうさようなら今日と言う日よ 全てが愛しくてたまらない

まだ余韻に浸っています(笑)WOWOWのお陰かも。

行って来ました!TRIO ERAへ。

 

大橋トリオ10周年記念ライブ大盛況、布袋寅泰と持田香織が祝福に駆けつける

大橋トリオが昨日12月8日に東京・東京国際フォーラム ホールAで活動10周年記念ライブ「ohashiTrio 10th ANNIVERSARY SPECIAL CONCERT "TRIO ERA"」を開催。チケットは発売初日で即完売しており、会場には数多くの熱心なファンが詰めかけた。

この日のライブは、弾き語りによる第1幕、バンド編成での第2幕、ビッグバンドのTHE PRETAPORTERSと共に行う第3幕、そしてラストの第4幕という4部構成で実施。「はじまりの唄」の弾き語りで幕を開け、第2幕では「摩天楼バタフライ」「GOLD FUNK」「CLAMCHOWDER」「Happy Trail」「僕らのこの声が君に届くかい」をつなげた大橋トリオ初のメドレーも披露された。

(ナタリーより)

natalie.mu

 

大橋トリオのデビュー10周年を記念する『TRIO ERA』

チケットを予約したのはもう随分前だったと思うが(笑)今年の終わりを感じる12月、ついにこの日を迎える事となった。WOWOWでもこの日のライブは“生中継”されていたので残念ながらチケットを取れなかった人も一緒にご覧になった事だろう。なので詳細は割愛して率直な感想など。

 

初めての東京国際フォーラムだった。東京で会議があると時間をみつけては東京駅に足を伸ばして散歩していた。その時によく立ち寄っていた建物で、設計者は建築家のラファエル・ヴィニオリ。ガラスの吹き抜けホール(ガラス棟)は「船」を題材にしており、その巨大な外観と共に、構造を露出した内部が象徴となっている(Wikipediaより)毎回その巨大なアート作品と思える建造物に圧倒されていたのだが、今回初めて音楽を聴くことになった。その初めてのアーティストが大橋トリオになるとはなんとも運命的な感じさえした。会場はホールA。世界で有数の規模となる屋内コンサートホールで、客席数は2層構造で5,012席。会場には玄関から階段を登って2階から入るのだが、これもまた今回の記念コンサートの幕開けに相応しいと、嬉しくなった。

 

正面では物販の列。Tシャツだけかと思っていたらパンフレットもあったらしい(笑)赤裸々に音楽観についてトリオが語ったと言う逸品(笑)隣では10周年企画としてステージ衣装が年代毎に飾られていた。もちろんそこも写真撮影の女性で行列になっていたのだが、しっかりと列に並んで時間の流れというものを感じてきました。初期のキチッとした印象のスタイルから、時間を経る毎に“緩く”アラジンスタイルへと変化する様は微笑ましくもあった(笑)逆にいまではこの緩さこそがトリオスタイルとも言える。とび職のオヤジと紙一重のスタイルだが(笑)トリオ本人のウチから溢れ出す“品格”とあの“帽子”でギリギリ救われているのだが。

 

中にはいると結構広い。開場と共に入ったので観客がいない分そう感じたのかも知れない。綺麗な会場だ。席に荷物を置いて、とりあえずステージに近づいてみる。今回はTV中継があるために前列の4列が無かった。お陰で9列だと思っていた座席は実質5列目だったのもちょっとしたご褒美だった(笑)

 

ステージはだだっ広く感じた。何故ならピアノが1台真ん中に置かれているだけだ。他にドラムも何も無い。まさか!トリオの一人弾き語り?なんて頭をよぎったが、前からストリングスやホーンをいれて大編成でヤルと公言していたのでどんな演出になるのかと考えるとわくわくしてきた。

 

小一時間待って会場に坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」が流れてきた。トリオらしい選曲だなと思っているとボリュームがドンドン大きくなっていく。どうやらライブが始まるようだ...トリオが出てきた。スッとピアノの前に座ると弾き始めた...記念すべきライブの1曲目に選ばれたのは「はじまりの唄」だった。はじまりだから?(笑)とも笑いが込みあげたが、大好きでどうしても聴きたかった曲が1曲目から聴けることに胸がいっぱいになった。

 

♫つまらないことで怒ってみたり 誰かをすぐに嫌ってみたり そんな自分勝手な僕が 本当は一番嫌いなんです♫これが一番好きなフレーズだ。まさに僕自身の事を歌ってくれている(笑)そんなフレーズも含めて、終始トリオと一緒に歌った...まわりのお客さんのジャマにならないように、コッソリと(口パクで)。

 

そんな訳で始まった記念ライブのセットリストはこちら。

「ohashiTrio 10th ANNIVERSARY SPECIAL CONCERT "TRIO ERA"」

第1幕

01. はじまりの唄(弾き語り)

第2幕

02. SHE

03. Baumkuchen

04. マチルダ

05. 摩天楼バタフライ

~ GOLD FUNK

~ CLAMCHOWDER

~ Happy Trail

~ 僕らのこの声が君に届くかい(バンドメドレー)

第3幕

06. トリドリ

07. A BIRD

08. キヲク(with 持田香織

09. 静かな夜(with 持田香織

10. 宇宙からやってきたにゃんぼー

11. Fairy

12. 月の裏の鏡

13. 鳥のように

第4幕

14. BATTLE WITHOUT HONOR OF HUMANITY(with 布袋寅泰

15. バンビーナ(with 布袋寅泰

16. Embark(with 布袋寅泰

17. MAGIC

18. アネモネが鳴いた

<アンコール>

19. HONEY

20. Bing Bang

21. 生まれた日(弾き語り)

 

こんなカンジの選曲で、まさにベストアルバムのツアーの再現だが(笑)あれから2枚のアルバムを作ってきたことや新曲もあり、これまた時間の経過を感じさせる。

 

1曲目の弾き語りが終わると共にどこからかバンドの音が聞こえてくる...ステージ両脇からバンドメンバーの乗ったひな壇がせり出してきて、中央で合体!そうきたか〜と感心する間もなく、バンドとしての1曲目は新曲の「SHE」だ。メンバー全員でのアカペラで見事にイントロがライブでも再現されている...大満足だ。

 

こうやってみると大橋トリオファミリーの顔ぶれはここ数年定着してきたなぁ。東川亜希子のコーラスもいまでは欠かせない安定感がある。伊澤一葉の存在はまるでバンマスであるかのような存在感(笑)もはやファミリーの親分の貫禄さえ醸し出している。あと、先のツアーで初めてツアーに参加してくれた小林創が、今回も変わらず参加してくれたのはなんかちょっと嬉しかった(笑)トリオの着替えのつなぎで独奏してくれるピアノもクリスマスソングで本当に幸せな気分にしてくれた。大推薦のホンモノのピアニストです!

ギターはいつも元気なチャームくんだったが、長岡亮介にも来て欲しかったのは言うまでもない(笑)ドラムはいつもの神谷洵平だが残念ながら僕の席からはスピーカーで最後までその雄姿を観ることが出来なかった。唯一、トリオの“マイク1本コーナー”だけはその雄姿(笑)を拝むことができた。そのドラムの隣にいたベースの近藤零はアクションの大きいときだけチラリと見ることが出来たのだが(笑)まぁこんな事になるだろうと、チケットが届いた時から覚悟はできていたが、家に帰ってからWOWOWの映像を観てみると、あの場で二人の姿を見れていたら、もっともっと気持ちが高ぶった気がして...凹んでしまった(笑)この素敵なメンバーに支えられて毎年ツアーをしてきたんだなぁ。僕のトリオライブデビューは2014年からなのだが、あれからもう4年...なんて素敵な時間だったろうと思い返す。

 

ここで唐突ではあるが、このライブのゲストについて触れておかなくてはいけないだろう(笑)正直、今回のスペシャルゲスト、僕の予想としては...平井堅矢野顕子秦基博といったところを予想していた。特に平井堅は“親友”として絶対にお祝いに来るだろうと確信していたのだ。だが...予想は全て覆された(笑)最初に洗われたのはなんと持田香織だ。まさか、そこにくるとは(笑)この辺は正に大人の事情ってやつだ。トリオプロデュースだった「静かな夜」を披露してくれた。トリオとのデュエットも印象的だった。ただ、この人は音源ではいい感じなんだけど、ライブだとピッチが不安定に感じるのは僕だけ?(笑)まぁいいけどね。


持田香織 / 静かな夜

それからこの日もしかしたら会場が一番盛りあがったかもしれない(笑)ゲストなのに3曲も演奏して帰ったのは...そう、なんと世界の『布袋寅泰』だ!登場とともに「布袋さん〜〜〜!」という大声援、トリオのファンには似つかわしくないロックな空気が会場に立ちこめる。布袋さんの登場に歓喜の自分だったが、おちついて周りを見渡してみたら、やっぱりいまいちロックな空気に馴染めていない会場のトリオファン達だった(笑)それでもお構い無しに“ザッツ布袋”を全身全霊で演じきってくれた布袋さんに感謝。トリオも布袋さんが登場してからは、タダのロック小僧の顔になっていたのが笑えた(笑)あとで分かったことだが伊澤一葉Twitterで憧れのBOOWYの布袋さんとの共演に感動していたようだ。そりゃそうだ、かくいう自分も布袋チルドレンだったのだから。

 

布袋 寅泰(ほてい ともやす、1962年2月1日 - )は、日本のロックミュージシャン、ギタリスト。身長187cm、血液型はB型。[3]。 群馬県高崎市江木町出身。ロンドン在住[4]。BOØWY時代のビーイング、Ø-con' nection[5]、ユイ音楽工房、ソロ活動後のIRc2 CORPORATIONを経て、渡英後はDADA MUSICに所属[6]。同事務所の代表取締役社長も務める。Wikipediaより)

 

結局元を辿れば、大橋トリオと僕を繫いでくれたのは紛れもなく布袋さんだ。2011年に発売されたアルバム『ALL TIME SUPER GUEST』(オール タイム スーパー ゲスト)で、「ラストシーン」をカバーしていたのが大橋トリオだったのだ。では懐かしついでにそのオリジナルを紹介してみようか(笑)


HOTEI - ラストシーン

今聴いても洋楽の匂いのするほど良いポップテイストのバラードだ。これをなんと全く別の曲の様に変えてしまった斬新なアレンジと歌声に衝撃を覚えた。すぐにアーティストが気になって検索、そこで大橋トリオと出会ったというわけだ。では、その衝撃のトリオヴァージョンを堪能ください。


大橋トリオ ラストシーン

ある意味布袋ヴァージョンの男臭い“アク”が全く抜けて、洗練された都会的なカフェソングへと変貌した様は、衝撃でしか無い(笑)これで初めてこの曲の歌詞がスッと染みこんできたのも、この場で告白してしまおう(笑)良い曲だ。

 

そんな僕とトリオを繫いでくれた布袋さんが10周年のゲストに迎えられるとは...個人的にこんな運命的な演出に涙が出そうになる。世界遺産のテーマソング「鳥のように」を歌い終えると、ピアノに座りアヤシげなフレーズを弾き始める...照明は暗転し何か意味深な感じだ。セットの上ではローディーがマイクとギターのエフェクタースイッチを運び込みセットを初めて居る。ゲストだな...とすぐに分かったが、予想のしていたのは斉藤和義だった。そこに、あのギターのリフが!


布袋寅泰 BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY(Bass.亀田誠治)

え!まさかの布袋さん!という流れだ。2列のひな壇が中央から割れ、布袋さん登場というトリオに似つかわしくない(笑)エンターテイメントな演出もあって会場は騒然とする。そんなこんなでいつの間にかギターに持ち替えたトリオが隣で嬉しそうに演奏している。僕もなんだかトリオと一緒に、いつの間にかギター小僧になっていた。そうこうしていると2曲目のギターリフが始まる。なんとあの「バンビーナ」だ(笑)今日は布袋のライブだったっけ?そんな錯覚に陥るくらい会場はもう布袋のモノだった。


HOTEI - バンビーナ

そして会場は異様な熱気(笑)に包まれる中、布袋さんからトリオへ10周年のお祝いメッセージが贈られる。「僕も大橋トリオの大ファンなんだよね。まだ10年だね、まだまだ入り口でしょ。これから26年後の自分が僕だと思ってクダサイ」この布袋さんの言葉がトリオにこれからまた10年、20年と続ける力を与えてくれたと思う。正直カッコイイ!布袋さん、男気溢れる空気にトリオ自身も言葉が出ない(笑)心酔してるぞ。そしてなんと来年発売されるニューアルバムから新曲を披露してくれた。なんとギターは布袋さんという。「(みんな初めて聴く曲だから)間違えてもわからないね」とお茶目な発言の布袋さん。ここでは紹介できませんが、ファーストインプレッションで気に入るほどの良い曲でした。まさに布袋節炸裂な感じの新曲「Embark」にご期待下さい。

 

演奏が終わって布袋さんが格好良く去った後は、自身を落ち着かせるように(笑)しっとりとクリスマスソング「MAGIC」を演奏。そしてあっという間に最後の曲という。

♫これが最後の詩 静かに瞼を閉じるよ〜

 

そんなわけで、今日の一曲は大橋トリオの「アネモネが鳴いた」です。

いつもは最後の曲は全員で立ち上がってノリの良い曲で締めるのだが、今日はしっとりといきたいと言うトリオ。記念ライブの最後に持ってきたのは「アネモネが鳴いた」だった。最高だ!と思った。この10周年のライブを締めくくるにはこの曲しか無いだろう。“10年”という時間は言葉で現せば簡単だが、正直とてもとても長い時間だ。その間にトリオ自身にもいろんな事があった。僕もそうだが、会場のみんなもそうだ。

 

もう立ち直れないと思えるくらいの悲しい事もあっただろう。

生きて居て本当に良かったと思える瞬間もあっただろう。

独りぼっちで孤独に生きた人もいれば、

仲間に支えられて楽しく生きられた人もいただろう。

そんな10年も、たった“1日、24時間”のあっという間の繰り返しなのだ。

今日の僕はその一日を大切に生きれただろうか?

そう問いかけてきた僕の10年だったと思う。

毎日の全ての出来事が、今の僕を創っている。

僕に関わる全ての人、好きな人も、嫌いな人も全ての人達のおかげで

今の僕がココに立っていられるのだ。

だから、全ての出来事に感謝しよう。

毎日をこうやって終えられることが幸せなのだ...と。

 

そんな気持ちをこの曲「アネモネが鳴いた」は、トリオらしいメロディーに乗せてmiccaさんの優しい歌詞が心に染みこんで来る。どうか沢山の人に聴いて欲しいと思う。こんなにも優しい素敵な曲がこの世にある幸せを、どうか一緒に感じてクダサイ。やっぱり会場ではどこからともなく、鼻をすする音が響いてくる。

♫ありがとうさようなら今日と言う日よ 全てが愛しくてたまらない♫

このフレーズ、やっぱり泣けるよね。僕もジワッと目頭があつくなってきた。でも今日は涙が頬をつたうよりも、笑顔でトリオを見守っていたかったから、グッとっこらえました(笑)大切な人と一緒に唄える喜びを一番感じながら、最高の歌声を披露してくれたトリオ。伸びやかな透き通ったその声は、いつもの数倍心に染みこんできた。改めて今日というめでたい日を「ありがとう」という言葉で終えることができた。

 

2017年12月8日、今日も僕はとてもとても幸せでした。ありがとう!

  

もしもこの世界に終わりの日が来たとしても

僕らは涙何か流さず小さな種を蒔く

君がいつか見た アネモネが鳴いた

気付いたら宇宙の色も消えた

 

ありがとうさようなら今日と言う日よ

全てが愛しくてたまらない

この花も風も木も水も

生きているから感じ合えるのさ

通り過ぎる風がそう呟いた

 

これが最後の詩 静かに瞼を閉じるよ

どんなに立ち止まっても

時の流れは変わらない

空が空として優しくあるように

僕は僕らしくありたいだけさ

 

ありがとうさようなら今日と言う日よ

僕は大地を握りしめる

約束しよう君が生きている証は

僕の中に咲く花さ

蕾がひらく音ほら聞こえるかい

 

今日もいつもと同じ朝

コーヒー入れたら何処へ行こう

変わらない 変われないよ

僕らは何処へ

 

ありがとうさようなら今日と言う日よ

全てが愛しくてたまらない

二度とない今日と言う日は

何処かにずっと隠してあるから

戻らぬ風の中宇宙見上げた

 

今日の一曲

アネモネが鳴いた / 大橋トリオ

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アネモネが鳴いた

アネモネが鳴いた

アネモネが鳴いた

  • provided courtesy of iTunes
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 最後に、このライブの曲が集められたセットリスト楽曲が配信されています。音源を全て持っている僕には不要なのですが(笑)よろしかったら是非。

iTuneshttps://itunes.apple.com/jp/album/id1318582066?app=itunes&ls=1

レコチョクhttp://recochoku.com/a0/ohashitrio_trioEra-setList/

【mu-mo】 http://q.mu-mo.net/of/ohashi-trio_171209/

【mora】 http://mora.jp/package/43000002/ANTCD-25957/

AWAhttps://s.awa.fm/album/fd122c4d988865632868?t=1512074511

【AppleMusic】 https://itunes.apple.com/jp/album/id1318582066?app=apple&ls=1

【LINE MUSIC】 https://music.line.me/launch?target=album&item=mb0000000001580b00&cc=JP

Spotifyhttp://open.spotify.com/album/6NFiq90DMGdQ6cUQYnFmfw

 

No.14